薬局の事務員の仕事について

薬局について
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薬局の事務員さんの仕事ってどんなことやってるのかしら?

何となく華やかなイメージでよさそうですよね

ぴの
ぴの

事務(スタッフ)さんはいろんなことをやっています。

薬剤師ではないけれど、薬局になくてはならない存在です

昔からの事務員(スタッフ)の仕事

ここでは薬剤師ではない薬局の従業員を事務員として話を進めていきたいと思います。

事務員の仕事は簡単にわけると、次のようなものがあります。

処方せんなどの預かり

患者が来局した際、最初に対応するのが事務員です。

処方せん、保険証、おくすり手帳を預かります。

レセプト入力

レセプトコンピュータ(レセコン)に患者データや処方内容などを入力します。

そしてそれをもとに会計の計算も行います。
今は計算自体はコンピュータがやってくれます。

以前はいかに速く正確に入力できるかが重要でしたが、今はいろんな機械の導入で、入力にかかる手間は減ってきました。

会計、売り上げ管理

一通り、薬の説明を終えて、薬を渡したら会計をします。

1日の業務の終わりには売り上げや、レジのお金をチェックします。

あくまで、金額や入力に間違いがないかのチェックであって、売り上げの推移などは管理薬剤師がチェックするところになります。

保険(レセプト)請求

保険薬局の事務員の仕事として経営面で一番大事な仕事になります。

通常、患者からは3割を会計でもらいます。(3割負担の場合)
そして、残りの7割は保険者からもらいます。その7割の請求のための書類(レセプト)を作成します。

書類といっても、レセコン上での作業にはなりますが、数が多くなると非常に大変です。

この保険請求は月ごとなので、月末から月初にかけては大変忙しいのです。
ちなみに、保険請求が月ごとなのは病院も同様で薬局よりも複雑です。

最近の事務員(スタッフ)の仕事

0402通知による、薬にかかわる業務

ぴの
ぴの

0402通知をキッカケに薬局業界は変わってきましたね

0402通知って何ですか?

ぴの
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平成31年の4月2日に出された通知で、簡単に言うと、薬剤師の管理下であれば薬に関する業務を行う事が認められた通知です

調剤の最終的な責任を有する薬剤師の指示に基づき、以下のいずれも満たす業務を薬剤師以外の者が実施することは差し支えないこと。なお最終的な確認は薬剤師が行う必要があること。

・当該薬剤師の目が現実に届く限度の場所で実施されること
・薬剤師の薬学的知見も踏まえ、処方せんに基づいて調剤した薬剤の品質等に影響がなく、結果として調剤した薬剤を服用する患者に危害の及ぶことがないこと
・当該業務を行なうものが、判断を加える余地に乏しい機械的な作業であること

平成31年4月2日 調剤業務のあり方より抜粋
ぴの
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薬剤師法にあるように、薬に関することは基本的に薬剤師以外はNGだったのが、

薬剤師の管理下などの条件のもとで緩和されました

薬剤師以外の者が、販売または授与の目的で調剤してはならない

薬剤師法 第19条より要約

これを受けて、事務員が処方せんをもとに薬を集めたり、薬を片づけたりすることが法的にも問題ないということになりました。

今までグレーだった部分が明白になりました。

これは薬剤師がより他の専門的な業務へシフトするためのもので、安全性を確保しつつ行っていく必要があります。

薬のピッキング、調剤補助

ピッキングとは処方せんに基づいて薬を集めることです。pick(拾う)が語源です。

薬剤師の管理下であれば、薬を集めることが可能です。多くの処方箋はこれによって事務員でも対応が可能になります。

ぴの
ぴの

主にPTP包装された薬や、チューブの軟膏が対象です。

新米薬剤師
新米薬剤師

PTP包装はアルミで包装されてる、よく見るやつですね?

ぴの
ぴの

そうだね。

逆にあとから確認できない粉薬や、液剤(シロップ)、軟膏の混合などは薬剤師の管理下であっても認められていません。

薬の片付け

毎日、大量の薬が卸から届きます。これを検品して薬品棚にしまうのも結構な時間がかかります。

大事な仕事ではありますが、扱うのが「医薬品」というだけで特に専門的な業務ではないので、事務員にやってもらえると非常に助かります。

介護請求

在宅業務や、介護施設に関わる業務が増えてきています。そのため、保険請求も複雑になってきています。

それらを取りまとめて、問題なく各保険者や施設などに請求します。

OTC医薬品の販売

以前より、薬局事務員でも登録販売者の有資格者が増えてきています。

薬剤師以外でも、OTC医薬品の対応ができる人材がいると薬局の幅が広がるし、売り上げにも貢献できます。

薬局内の潤滑剤

最近は、かかりつけ薬剤師や在宅など患者個別に対応することが増えました。
また薬剤師が、在宅や地域の活動などで薬局をあけることも出てきました。

そんな中、事務員が患者の属性(特徴、どの薬剤師の担当かなど)を把握して情報共有してくれると薬剤師として非常に助かります。

薬局が様々な役割が求められる中、スムーズに業務を行っていくために薬剤師はもちろんのこと、事務員の活躍が必要不可欠だと思います。

事務員は薬局の顔

患者が来局して、はじめに対応するのも事務員。最後に会計するのも事務員。

つまり事務員の印象が薬局の印象につながりやすいので、そういった意味でも非常に重要な役割を担っています。

一般企業とは少し異なる面もありますが、医療機関ならではの接遇というのは必要なスキルの1つになります。

資格って必要なの?

調剤事務関連の資格はいくつもありますが、結論からいうと必要ありません。
というのも、資格がなければ業務ができないということがないからです。

もちろん、あるに越したことはないですが、なくても就職には問題ないことが多いです。
(実際、自分の薬局は資格の有無は重要視していません)

資格よりも、経験があった方がいいですし、経験がなくてもこれから積めばいいので何とかなります。

資格がなくても問題ない理由
  • レセプトの計算はコンピュータがやってくれる
  • 会社、薬局によって業務のやり方がそれぞれ異なる
  • レセコンによって、入力の仕方が異なる
  • 給料には反映されないことが多い

少し矛盾はしますが、資格があることのメリットは以下のようになります。
経験がなく、アピールポイントにしたい。予め知識をつけておきたいというのはあるでしょう。

予備知識があった方が、当然、働き始めてからの知識の吸収する具合も違ってくると思います。

資格があった方がいい理由
  • 保険の仕組みが理解できてる(←ここがわかってるだけでも新しいことを覚えやすい)
  • 即戦力として期待される(採用されやすいかも!?)

保険調剤関連以外であったらいい資格は登録販売者です。
これに関しては会社にもよりますが、プラスαの手当てがもらえるところもありますし、先に述べたように業務にも役立てることができます。何より、薬の知識があると自信にもなるでしょう。

ぴの
ぴの

資格がないから、働けないってことはないですよ。
それより、働きながら学んでくれればいいよってところは多いと思います。

まとめ

本日のまとめ
  • 主な仕事として保険請求に絡む仕事と薬剤師の補助の仕事があるよ
  • 他にも多岐に渡り薬局になくてはならない存在だよ
  • 薬局の事務員は資格は必須ではないよ
  • 登録販売者は持ってるといいよ
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