薬局によって値段が違う理由

薬局について
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この前、いつもと同じ薬だけど、値段が違ったんだけどなんでかなぁ?

ぴの
ぴの

それって、ホントにいつもと全く同じでしたか?

そういえば、いつもの薬局は混んでたから違う薬局に行ったかな~?
薬局によって値段って違うの?

ぴの
ぴの

薬局によっても違う場合もあるし、値段の決め方って単純に薬代だけではないんですよね

そうなんだね~?どんな場合があるのかな?

ぴの
ぴの

では、詳しく考えていきましょう

薬代はそもそも薬そのものの値段だけじゃない?

薬局で払うお金は薬そのもののお金だけではないのです。
領収書や、明細書をみてもらうと、内訳が書いてあると思います。

点数で書いてあることが多いと思いますが、行う医療によって点数が定めれていて、その点数を区分ごとに記載されています。

ちなみに1点は10円になります。

薬代を構成する要素

調剤技術料

この区分は調剤基本料と調剤料にわけることができます。

調剤基本料は簡単にいうと受付料みたいなものです。
この部分が薬局によって大きく異なります。

この調剤基本料は受け付ける処方せんの数や備蓄している品目によって薬局の評価がかわってくるので、金額も変わってきます。

ジェネリック医薬品も多く扱ってる薬局は、評価されるので加算されます。ジェネリック医薬品を勧めてくるにはもちろん患者の負担を減らしたいというのもありますが、この加算をとるためという側面もあります。

薬学管理料

この部分はお薬の説明をしたり、飲み合わせを確認したり、場合によっては処方医に問い合わせをしたりということに対する評価をされたものです。

薬剤師は安全に薬を使用してもらうために、薬をお渡しする前にチェックをしたり、説明をしたりしています。

なので話をするのが面倒と思わず、むしろ、薬について気になることは何でも聞いちゃってください。
きっと何でも応えてくれると思います。

薬剤料

薬そのものの値段です。
同じ薬でも先発品とジェネリック医薬品、またはジェネリック医薬品同士でもメーカーが違うと値段も違う可能性があります。

薬局によって採用品が違うので、同じ薬でも最終的に値段が違う可能性があります。

一番わかりやすい部分かとは思いますが、その計算については実は単純ではないのです。


薬そのものは薬価という形で国で値段が定めれています。薬価は小数点以下までありますが、お金は1番小さくて1円ですよね?計算も1日分ごと計算されるので単純な掛け算とはいかないのです。

薬剤料の計算

少しだけ難しいけど、触りだけ・・・

例)
ロキソニン錠60mg・・・【薬価】12.4円
1日3回毎食後 14日分

42錠なので12.4×42=520.8円?

ぴの
ぴの

そうなりますよね?

でもそんなに単純な計算じゃないんですよ

実際は
1日分、つまり3錠分を計算します。
12.4×3錠=37.2

これを点数にします。(1点10円なので1/10にします)
37.2→3.72
この時、小数点以下が5以下なら切り捨て、それ以外は切り上げます。
つまり、3.72→4点になります。

最後に4点に日数の14日をかけて56点(560円)が薬剤料になります。

複数の薬がある場合は、同じ用法ごとに計算されます。
単純な計算ではないということだけでも理解してもらえればと思います。

特定保険医療材料

インスリン注射の針など、薬以外の実物の値段です。

薬局でもらうものの場合はほとんどインスリン注射の針ぐらいなので、インスリンをもらってない方はゼロだと思います。

ホントに同じ内容?

同じ薬と思っていても、実は違うときがあります。

  • 処方箋の日数(量)は同じですか?
  • 薬の用法は同じですか?
  • 薬のメーカーは同じですか?

これらが違う場合は、同じ薬局であっても値段が変わってきます。

処方箋の日数

処方されている日数によって当然金額は変わりますが、あまり意識はしていない場合もあると思います。普段は28日分の薬だけど、今回は35日分だった・・・みたいなことはありませんか?

塗り薬などの場合、本数は同じですか?

薬の用法

同じ薬でも、飲み方が違うだけでも金額が変わる場合があります。
複数の薬を飲んでいて、そのうちの1つが今まで1日3回飲んでいた薬が、1日2回になりました。

こんなケースでも金額は変わります。

薬のメーカー

よくジェネリック医薬品(後発医薬品)にかえると安くなるというのは知られていることかとおもいますが、ジェネリック医薬品の中でも製薬メーカーによって金額が異なります。

薬局によって、ジェネリック医薬品でも採用しているメーカーが異なります。

昨今のジェネリック医薬品の供給不安定から、同じジェネリック医薬品の中でも別のメーカーに変更するケースもあったりすると値段が変わることがあります。

例えば
アムロジピン錠5㎎「サワイ」・・・12.8円
アムロジピン錠5㎎「ファイザー」・・・10.1円

薬そのものの値段も、国で定められているのですが、毎年変わります。
4月に変わるので、4月を挟むと金額が変わることがあります。

おくすり手帳を持っていくと安くなる?

おくすり手帳を持参すると、3割負担の場合で40~50円安くなります。

以前はおくすり手帳の内容を確認する手間賃ということで持参する方が高くなることもありましたが、今は飲み合わせも確認してもらえて、薬代も安くなるなら断然持って行った方がいいです。

薬の情報は手帳じゃなくて、アプリなんだけど?

ぴの
ぴの

アプリのおくすり手帳でも対応できる薬局は増えてますよ

複数の処方箋を持っていくと安くなる?

現在の調剤報酬のルールでは、同じタイミングで複数の病院の処方箋を同時に持っていくと、調剤基本料(受付料みたいなもの)が少し割引されます。

これはなるべく同じ薬局の利用を促すためのルールで3割負担の場合で20~30円くらいですが、安くなります。

複数の病院をかかる予定の場合はまとめて薬局に行く方が手間も少なく、安くもなっていいですよね♪

まとめ

薬の値段はいろんな要素で決まります。値段の根拠は全て国で決められたルールに則っています。

もし不思議に思う事、疑問に思うことがあれば薬剤師に聞いてみちゃいましょう。
きっと教えてくれると思います。

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