最近、認知症の母が夕方になると家にいるのに、用もなく出かけようとして困ってます
それは家族としては大変ですね~
そうなんですよ。
気が付いたらいない時とかは心配で・・・
でも認知症の方にも、その人なりに理由があります。
行動を理解することで、よりよい対応ができるといいかもしれませんね。
そうなのね、ぜひ知りたいわ。
認知症の徘徊
徘徊とは家から出て、外を歩き回ってしまったり、道を間違えたり、自分がどこにいるのかわからなくなり、家に帰れなくなってしまった状態を言います。
徘徊する理由の例
認知症の方は記憶が断片的になっています。そして、昔のことをつい昨日のことのように覚えています。そのため、他の方からだと理解しにくいような理由で出かけたり、行動をとってしまいます。
冒頭の事例だと、昔に住んでたところと現在住んでいるところが違うため、ふと、家に帰らなきゃいけないって考えている可能性があります。
徘徊への対応策
徘徊には本人なりの理由があります。
なので、過去の生い立ちや背景を知っておくと、行動パターンが読めることがあります。
実際、徘徊してしまって、行方が分からなくなったりしないか心配ですよね。
あらかじめできる備えをいくつか挙げてみました。
一緒に出かける
夕方になって、急に「家に帰る」ということがあります。
今いるところが家ではなく、家が別にあるという認識の場合があてはまります。
その場合は、可能であれば、一緒に家を出て、ぐるっと町内を周って戻ってくれば大丈夫の場合があります。
カメラの設置
家族が一緒に住んでる場合でも、そうでない場合でもカメラを設置しておくと便利です。
玄関に設置しておけば、外出のタイミングや服装などがわかりますし、動きを検知してメールを受け取ることができます。
リビングに設置しておけば生活の様子がわかりますし、会話をすることもできます。
コンセントにさすだけで、面倒な設定は一切なし。手持ちのスマホで映像を確認することができます。
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GPSなどをつける
認知症の方は外出時、基本的には同じ靴を履いていくので、あらかじめ靴にGPSをつけておくというのも1つの手段です。
必ず持っていくバッグに入れておくとかでもいいかもしれません。
名札をつける、記名する
GPSをつけておくのに似たところもありますが、外出するときみ持っていくであろうものに名前を書いておくといいでしょう。
名前がわかることで、見つけてもらいやすくなります。
杖を持ってる方はぜひ名前を書いておきましょう
地域包括支援センターなどに相談しておく
地域によって異なるところではありますが、徘徊ネットワークみたいなものがあるところがあります。
あらかじめ登録しておくことで、万一行方不明になったときに探しやすくなります。
徘徊している方を見かけたときの対応
次に身内とかではなく、徘徊している可能性がある方を見かけたときの対応を考えていきたいと思います
気づき
道に迷ってるかも?おかしいな?って思ったら声をかけてあげるといいでしょう。
認知症の方は困っていても、迷惑をかけないようにと自分から言えない場合もあります。
時間帯や、場所、様子で何か違和感があればもしからしたら徘徊なのかもしれません。
声掛け
よかれと思って声をかけても、逆効果になってしまう場合があります。
上手な声のかけ方をまとめてみました。
ポイントは、驚かせない、急かさない、自尊心を気付つけないです。
つなぎ
認知症に限りませんが、困っている様子であれば、警察に連絡をするか、最寄りの交番まで案内してあげましょう。
家族などが行方不明の届けを出していればこれで、発見、保護につながります。